東京都・小中学校の給食から牛乳瓶が消える!!

現在、学校運営委員というものをさせて頂いてます。
話を聞いた時に耳を疑った…。
2020年の春から牛乳が瓶から紙パック(三角形のやつらしい)に変わるとのこと
理由としては、瓶を提供する会社がないからだそうだ。
今、子供達は瓶のものを飲んでいるが、そこに一斉にシフトする理由がわからない。

しかも…
紙パックは分解して洗って干しリサイクルする。
ストローは従来のプラスティックのもの…それは捨てる。
授業時間も少なく、どうやって1年のカリキュラムをまわすか…と先生達は頭を抱えているところに、時間も取られて、匂いは大丈夫か?干す場所はあるのか?

リサイクルを推奨する時代と逆行している。

さらに無理やり紙をリサイクルする方がコスト的にかかるという試算がされているとのこと。教育委員会が最終的に決定するらしいことを聞いたが、知見がなく、保守的な人の集まりなのだろうと推測される。
子供達にリサイクルの大事さを教えておきながら、その逆のことを増やしていく意味がわからないし、牛乳瓶業者が儲からずに廃業して提供する会社が減っていることが原因であれば、瓶業者が値上げをすれば良いのでは?また紙の処理に余計にコストがかかるのであれば助成金などそこにこそ税金を投入しながら、解決策を検討すべきだ。

1次的にしかものを考えられない公務員達を今一度評価し、外部からの知見を入れるべきだと強く思う。
わからない人が、わからない人に聞いて判断する…。最悪。

テレビでほぼ100%に近いかたちでリサイクルしている地方の特集がされていたが、袋も持っていき量り売り。液体は共通の瓶で使ったら洗ってリサイクル。

まわりを見てみると、何も疑問も持たずにデザインされたプロダクトが多い。
目立つことばかりしか考えていない。仕方ないのかもしれないが、消費者も含めてこの問題に興味を持ち、理解を深めていく必要がある。

容器がリサイクルされれば、ゴミも減る。
持ち込み容器充填販売というものが理想なんだと思う。

炭酸飲料は難しいかもしれないが、
ペットボトルや、コーラの瓶のような口の細く、洗浄が困難なものではなく、洗浄しやすいこと、収納場所を考慮したものにシフトしていくべきだろう。
そうなると自然と蓋は丸くても良いが、容器サイズはレゴブロックのように割り算したサイズになる。そして容器は丸くなく直方体に近いもの。ジップロックの進化版みたいなイメージか。こぼれないように蓋は底面サイズより小さい方が良い。
ガラスだと重たくなるので、容器はプラスチックでも良いが、陳列、販売を考えると蓋が透明な方が良いかもしれない。
JISではなく、正解基準をつくり、参画する企業や地域を増やしていく活動がいいのかな…と思った…先週の土曜日。

学校運営委員というものをやらせてもらっているので、学校環境についての情報は早い。
でも決まったものではなく、検討段階から入れると何か世の中の役に立てるのでは…と思った。

話を戻すと、残った牛乳パックを水場で処理したり洗浄するようだが、牛乳アレルギーの子供もいるとのことを聞くと知見のない人が決めたことで、子供達や先生達が困る。

ちなみに…
瓶を使わないのであれば、紙パックでなく…
大型のジャグジーみたいなのに、牛乳入れて来て、Myコップに入れるというのが良いと思う。今は余っても、廃棄するしかない…という変な時代。
瓶や紙パックだと面倒臭いけど、ジャグジーまたは大型ヤカンだと次の献立の材料として使えるのでは…。

小泉ジュニアが、持ち帰りバック(米国ではドギーバッグ)を広めようとしているニュースを見たが…無駄をなくさないと、自滅しているだけで、そこにまず興味を持たないと駄目だと思う。

子供たちの未来を守ろう!












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