ユーザー車検を体験すると、業者にお願いしていたことが本当に馬鹿らしくなります。
(業者関係の方々すみません)
自分で車検に行くのも二桁回数は行ってるが、毎回…少しづつ要件が減ってきて楽になっています。懐中電灯と発煙筒チェックとか…、リサイクル券の購入とか10年以上前にはありました。
現在住んでいる都道府県でなくても車検は受けることができます。
必要なもの
①自動車検査証(車検証)
②自動車納税証明書
③認印(100均でOK)
②自動車納税証明書がない場合は、
都道府県の税事務所、東京都なら都税事務所に行き、車検証があれば再発行してくれます。
3月末時点で車検証の期限が切れていると、納付書は郵送されて来ないので要注意。
車検切れの車を公道で走らせた場合、刑事処分として道路運送車両法108条により、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課されます。 また、道路交通法違反で罰金を支払わないと刑事事件として処理されます。
この2つが揃っていれば、近くの陸運局、運輸支局を調べて近くのところに行きましょう。
基本的に予約が必要ですが、車検が切れる月、また過去には車検が切れて自分で持って行きましたが、予約する時間もなく当日に相談窓口に行きますが、予約なしでも車検は混み合っていなければ受けれますのでご安心を。
どこの陸運局も建物が別れていてどこに行ったらいいのかわかりませんが、その時は現場で働いている職員を見つけて質問するだけです。
それではおおまかな流れ
(1)申請用紙3枚入手(無料)
昔は申請書も買わされた記憶あります。
(2)検査料金、手数料料金を支払う
小型の3ナンバーでしたが、合計2万6400円の印紙を書い2枚に貼り付けます。貼り方も買うと指示されます。
敷地の外、入口のまわりに自賠責保険の取扱事務所が1〜2店はどこの運輸支局でもああります。2年分なので2万1550円くらいだったかな…。
3枚の申請書類を記入。ナンバープレート、車体番号など…1枚には認印を押すところがあります。それを持って、受付窓口…予約がないので、相談窓口というのがあるのでそこに行き、仕方ないな〜という言い訳しながら、今日でないと期限が切れるなどのことを伝えると、まず受付けてくれます。収入印紙や、記入のチェックをしてもらいOKであれば、いよいよ検査ピットに車を持って行きます。ちなみに資料によって鉛筆記入が必須だったものがありましたが、既にそのルールもなくなり消えない黒か青のボールペン記入であればOKになってました。
☆アルミホイールでナットカバーがある場合、事前にはずしてナットが見える状態にしておく必要があります。検査員が長い棒のトンカチでちゃんと締まっているか叩いて確認していましたが、今回はその工程もなくなっていました。
(5)検査ピットに並ぶ
初心者、不慣れな人は一番右側に並ぶようにしましょう。並んでいると上記でもふれた検査員が、ウィンカー、ブレーキランプ、ボンネットの中の車体番号を確認しにやってきます。OKであればハンコ押してくれます。
たまたま私の前で休憩時間に入ってしまったので…奥まで見渡せます。信号が青になれば前に進みます。検査している時は、検査員が1〜2人はいますのでご安心を。
最初、スピード、ブレーキなどのテストです。
ローラーの台の上に移動して、40kmまで加速したらハイビームにするなど…
スピーカーと、電光掲示板表示で、指示があります。
ブレーキは強く踏みましょう。この辺は楽勝です。
さて次は車検の一番の難関?ヘッドライト検査。
右目、左目のロービーム、ハイビームを確認します。
車検には10回以上行ってますが…40%の確率で不合格になります。
ロービームは基準より下になっていれば✕になっても問題がありません。
次のハイビーム検査をクリアすれば、ロービームが✕でも合格します。
私は、ヘッドライト…全部✕になりました(汗)
再検査確定となったのですが……それは後程。。。
次に排気ガステストをするために車から降りて、センサーの棒をマフラーに突っ込みます。
これは浅めに入れておいた方がいいと思います。
これらが終わると次の検査台に移動(前)します。
真ん中に、整備工場のような穴が空いていますが、下から大丈夫かどうか人が確認しています。車を揺らされたり…しますが、ここも指示通りにやれば何も問題ありません。
良くはないですが、ブレーキパッドが悪くても、思いっきり踏むことによりブレーキテストはクリアします。しかし安全面では良くないのでクリアしてもパッドは早目に確実に交換しましょう。
これが終了すると検査シートを機械につっこんで…何かチェック印刷され、司令塔のような受付け(目の前にあります)に持って行き、合格であればハンコを押されて検査は終了となります。
しかし…
私はヘッドライト検査で落ちました。
ヘッドライトの調整は、検査する機器がないためらしいですが、オートバックスやイエローハットなどの普段、オイル交換をしてもらっている店舗でも対応していないところがほとんどです。目の前にオートバックスがありましたが、やはりここも未対応…。
絶望!!って思うかもしれませんが、
どこの運輸支局、車検場のまわりには即席整備工場が必ずあります。
普通に走る車であれば電球切れ、ウォッシャー液不足くらいです。
しかしヘッドライト調光で検査に落ちるケースが一番多いです。
落ち着いて外を見渡すと看板とか必ずあると思います。
今回、その看板の整備工場に行きました。
練馬の整備工場は2千円でしたが、
業者、一般?と聞かれて…正直に一般と答えたせいか3600円を要求されましたが、仕方なし。
5分程度で調整してくれます。
再度、検査ピットのレーンに並びます。
また検査員が来ますが、再検査でも検査員のハンコが必要です。
ついでに空いてるピットを聞いてみましょう。
無線で確認してくれて、案内してくれます。これだけで15分は得しています。
無事、ヘッドライト検査も合格となりいよいよ最後…
検査員に指示された窓口に向かいます。
(7)「検査証有効期限の更新」の窓口で書類提出
ファイルがあるので、そこに一式書類を入れて、中の整理番号カードを取って待つだけ
2分も経たないうちに…
新しい車検証と、フロントガラスステッカーを入手して終了
ヘッドライト検査で落ちなければ…
現地入りして1時間程度で完了します。
車検の費用は、安全を考えて?まだ使える部品を交換したりもあり、
驚くほど高いです。
特に外車は…(汗)
消費税が上がったこともありますが、5万円未満で車検はできます。
はるか大昔に…ドイツの某車種のSクラスのロングを車検に持って行ったことありますが、重量税がすごかったことを記憶しています。
行く度に、女性もチラホラ見かけるようになりました。
是非、勇気を持ってユーザ車検、チャレンジしてみましょう。
お金の節約だけでなく、経験値が上がったことの満足感がハンパないです。
20年前は業者のおっさん達にたくさん嫌がらせされたことを記憶していますが…
今はそういうことZERO〜♫
つづく
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