某ECサイトで、以前からメルマガ配信するとのアラートが表示されていました。
Googleのフィルターに完全にひっかかってます。
アラート表示の内容を見ると…、送信メールのドメインと配信サーバーが一致してないとのこと。これを解決するためには、SPFレコードというものをDNSに設定する必要がある。
(※ SPF:Sender Policy Framework)
調べて設定したものの1回目は失敗
設定例① ドメインがsample.jp
サブドメイン欄は空、 種別:TXT 、
内容はv=spf1 include:sample.jp ~all
上記の設定は結果的に×でした。
Googleのアラートは表示されたまま…😭
メール配信エンジンを利用する場合には、配信エンジンのドメインを設定することがあったのを思い出す💦
そして次に…
設定例②
v=spf1 include:sample.jp ~all
👇
v=spf1 ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.sample.jp
以下、他のサーバー会社の設定例およびサマリー
💡G-Suite (Gmail)
「なりすましとフィッシングへの保護対策を行い、メールが迷惑メールに分類されないようにする」とあるので、何よりまずこれを一読しましょう。
SPF を使用してなりすましと迷惑メールを防止する
【参考】一般財団法人インターネット協会|間違いから学ぶSPFレコードの正しい書き方https://salt.iajapan.org/wpmu/anti_spam/admin/operation/information/spf_i01/
🔧 ムームードメイン
①「ドメイン管理」>「ドメイン操作」>「ムームーDNS」をクリック
② 編集するドメインの「変更」ボタンをクリック
③「カスタム設定」をクリック
サブドメイン : 未記入
種別 : TXT
内容 : v=spf1 ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.haihaimail.jp
優先度 : 未記入
🔧 お名前.com
① 「お名前.com」のサーバ管理画面にアクセス
② 「ドメイン設定 > ネームサーバの設定 > DNS設定 / 転送設定」をクリック
③ 設定するドメインをチェックし、「次へ」ボタンをクリック
④ DNS レコード設定を利用する「設定する」をクリック
⑤ 【 ●入力 】の箇所に以下の情報を設定します。
TYPE : TXT
TTL : そのまま
VALUE : v=spf1 +ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.haihaimail.jp ~all
🔧 XSERVER(エックスサーバー)
①「DNSレコード設定」
②「DNSレコードの追加」
SPFが設定されているかを確認する方法
【1】Gmailを使った確認方法
右上の縦の「…」からプルダウンして…
アラート表示は出なくなったが…passで検索してもその文字列がない…他のメアドとも混在しているようだ…。引き続き要調査。
【2】nslookup(digi)テスト{DNSサーバー接続確認}
👉使い方 https://www.submit.ne.jp/mail/column/spf-check
【3】MXTOOLBOX
いろいろと調べて…300通程度に分けて分散配信すると…何とかメールは飛ぶようにはなったが、500通以上の数値だとブロックされて配信できなくなってします。
SPFレコードの設定も正しいそうだが、まだ要調査。
またDKIM(Domain Keys Identified Mail)の設定なども視野に入れて引き続き調査して…検証した結果をこちらでまとめなおします。
あくまでも私の奮闘作業のメモです。
参考になれば幸いです。
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